総括 #2 - 外は雨。。。
2016-11-21
一週間の悲喜こもごもを洗い流すかのように、外は涙のような冷たい雨が降っている。選挙後のクールダウンに入ったのか、すでに市内の掲示板が撤去され、不思議なことに気になっていた例の若い女性弁士と新市長のアベック写真、1月講演会の小さな看板までもが消えていた。あれは、ダミーだったのか!と思うと、小憎らしいほどの用意周到な選挙準備と、一向に盛り上がらない選挙戦の雰囲気作りまでもに気を遣う行政トップを担う心構えが窺える(←偉いッ!)。
気分転換にラーメン店に入ると、安室奈美恵の Hero が掛かっていた。シャクに障る!今は、Can you celebrate? なんて気にはとてもなれない。。。
前回、会田市長の選挙後コメント『今回は、大変厳しい戦いの選挙でした。』ってアレは一体ナンだったんでしょう。多分、相手の若い陣営に対するリップサービスだったのでしょうね。前回は、ガチンコ。むしろ、相手方のサプライズ選挙にドタバタした感があったものの、横綱相撲で難なく押し出しだったような、まったくタヌキ親父だねw。
今回は、万全の体制で臨んだとは云うものの、出す手出す手にすばやく対抗策が打たれ、差別化が封印されてしまっていた。もし、公開討論会終盤での守ンパの声の昂揚までもが計算されていた演出だとしたら、にわか組織で対抗出来る相手ではない。驚いたことに、投票では、地元票ではなく、警戒すらしていなかった相手陣営の票田を奪取しての大差だったのだから、選挙以前に勝敗は付いていた。
こう考えると、孫子の兵法の教えの通り、『敵を知り、己を知らば、百戦危うからず』で、所謂、イスラム国(Islamic State)の取る、ゲリラ戦術しか手はないのだろう。だとすると、前回の選挙が最大のチャンスだったのではないか。
あとは、選挙収支報告書に”1億2千万円也”の領収が添付されていたなんて事の無いように、会計責任者は最期まで気を抜くことのないようにお願い致します。
これにて、この月刊誌は、廃刊となります。長い間のご愛読ありがとうございました。m(_ _ )m
市政評論家=福祉サンタ=古谷一成
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